お大尽体験 その1~歌舞伎座

ふと思い立って、歌舞伎を見に行ってみました。せっかくなので桟敷席で見ることにしました。2人席ごとに別々に用意されている入口から入り、お茶を飲みつつ開演を待ちます。
そして開演。芸事は分からないけど、お正月の華やかな感じが伝わってきました。筋書き(プログラム)を見つつ、イヤホンガイドに耳を傾けつつしていると、長唄やせりふを完全には聞き取れないけど雰囲気のようなものは理解できました。
そして幕あいには、調子に乗ってこんなものを頼んじゃいました。吉兆の松花堂弁当。うまく撮れなかったのが心残りです。

こちらもお正月らしく、栗入り赤飯に小餅の浮かんだお吸い物、黒豆に数の子などが配されていました。桟敷席でつついていると、いやが上にもお正月のうきうきした気分になってきます。
休憩を含めると5時間近い長丁場でしたが、とても楽しめました。何を言っているか分からなくて、途中で居眠りしてしまうんじゃないかと心配していたのですが杞憂でした(普通の客席より一段高い所にある目立つ席だった、というのもありますが…)。考えてみると、ミュージカルやオペラだって聞き取れないことはたくさんあるし、イヤホンガイドなどがあれば分からない部分の多くはカバーできます。みんな超日常的な身なりをしているけど、お芝居たるもの多かれ少なかれ厚化粧は避けられないし、演目の多くは思った以上に世俗的です(例えば、今日の5幕中3幕に酒飲みや酔っぱらいが出てきます)。また、季節感を感じられるというのは日本の伝統芸能独特かな、と思います。四季をめでる日本人の美意識にかなっている気がします。隣の席のおばさまは毎年1月にこの歌舞伎を見に来ていて、これを見ないと1年が始まらない…と言っていましたが、わかる気がします。
華やいだ雰囲気を満喫してきました。歌舞伎に対して高い敷居を自分の心の中で勝手に作り上げてしまっていたことを、ちょっと反省しました。
おまけ: 歌舞伎座で買った歌舞伎揚。一回り大きいです。

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